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 婦人科一般

次に示すような症状のある方は、婦人科を受診することをお勧めします。
診察に抵抗があるのであれば、まずは相談だけでもかまいません。お気軽にどうぞ。

月経の異常

月経が来ない

18歳になっても月経が起こらない場合を「原発性無月経」といいます。
これまであった月経が3ヶ月以上来ない場合を「続発性無月経」といいます。
どちらもホルモン的な検査と治療が必要です。

月経不順

月経周期が24日以内の場合を「頻発月経」といいます。無排卵や黄体機能不全が考えられます。
月経周期が39日以上の場合を「稀発月経」といいます。脳下垂体や卵巣機能の異常や、ダイエットやストレスによるホルモンバランスの乱れが考えられます。

月経の量が多い、ダラダラ続く

2日目のみならず、1日目も2日目も多い場合を「過多月経」といいます。8日以上続く場合を「過長月経」といいます。
思春期や更年期のホルモン異常、子宮筋腫や子宮内膜症などが考えられます。

月経の量が少ない、短い

2~3日で終わり、量も少ない場合をいいます。「過少月経」「過 短月経」といいます。

月経痛がひどい

「月経困難症」といいます。体質からくるものは、初潮の頃からひどいことが多いようです。病的なものは子宮内膜症や子宮筋腫による場合が考えられます。

月経前にイライラする

「月経前緊張症(PMS)」と呼ばれています。排卵後の黄体ホルモンが自律神経系に影響するためと考えられており、日常生活に支障をきたすこともあります。ホルモン剤(低用量ピル)、精神安定剤、漢方薬などを使用します。

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不正出血

~月経や排卵期以外にある性器出血は異常です~
子宮筋腫や子宮がんなどの器質的疾患が原因のこともありますが、ホルモンバランスのくずれによることもあります。

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下腹痛・腰痛

~月経痛以外の腹痛や腰痛~
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などのできもによる場合もありすが、癒着や炎症による場合もあります。
下腹痛や腰痛の原因には、婦人科以外に内科的原因や整形外科的原因のこともありますので、注意が必要です。

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下腹部のしこり

~何かが触れる、触れると痛い・硬い~
下腹部にご自分で何かしこりが触れるということは、握りこぶしより大きなものが出来ていると考えてよいでしょう。月経痛、不正出血、性交時出血、月経不順、腹痛、腹部膨満、等様々な症状を伴うことも多いと思います。
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などが考えられますが、なかには悪性腫瘍のこともありますので、早期診断、早期治療が肝心です。

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外陰部や帯下の異常

かゆみがつよい場合 カンジダ トリコモナス
いたみがつよい場合 性器ヘルペス カンジダ 接触性皮膚炎(かぶれ)
腫れがある場合 バルトリン腺のう腫
量が多い・においがきつい場合 非特異性膣炎 淋病 クラミジア
トリコモナス膣炎
色が濃い場合 クラミジア 淋病
イボがある場合 尖圭コンジローム

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性病かな?

~おりものが多い、パートナーに症状がある~
STD(性行為感染症)検査と治療の項をご参照下さい