中高年女性(更年期から閉経後の女性)を対象として、次のような健康外来を随時行なっています。
女性の一生は、更年期が中間点であり、まだ30~50年の人生が残されています。
この更年期を如何にうまく過ごすかということが、その後の人生に大きく影響します。
いろいろな疾患が発症しやすい年齢でもあり、皆様が健康で長生きできますように、お手伝いしたいと思っております。
更年期障害
顔のほてりや発汗、肩凝り、めまいや動悸、いらいらや不眠など、40代後半からの女性特有の症状、これが更年期障害です。日常生活がままならなくなるほどの症状が出る人は治療が必要です。よくお話をうかがい、ホルモン検査をした上で、下記の治療を組み合わせて行ないます。
ホルモン療法(ホルモン補充療法) |
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漢方療法 |
ビタミンE、ほか |
骨粗鬆症
更年期以後の女性には、高率に起こってくる疾患です。当院では骨塩定量検査をお勧めしています。治療法には次のようなものがあります。
食事療法 | 栄養バランスのとれた食事、充分のカルシウムやビタミンDなどの栄養補給 |
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運動療法 | 散歩などの日常生活動作や軽いスポーツ(例えば体操、ウォーキング、ジョギングなど) |
薬物療法 | カルシウム製剤、活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤、イプリフラボン製剤、カルシトニン製剤、蛋白同化ステロイド製剤、ビスフォスフォネート製剤、そしてエストロゲン製剤(女性ホルモン)の8種類を組み合わせて処方します。 |
肥満・高脂血症
中高年女性に起こりがちな肥満や高脂血症・高コレステロール血症などにも対応いたします。
食事療法 |
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運動療法 |
薬物療法 |
この三つを柱に、指導や治療を行なっていきます。